新NISAの成長投資枠は使わないとどうなる?つみたて枠だけで2年積み立てた30代会社員の結論【2026年】

読了目安:約11分

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✅ こんな人におすすめ

  • 「成長投資枠を使わないと損」と言われて不安になっている方
  • つみたて投資枠だけで本当に大丈夫なのか知りたい方
  • 成長投資枠で何を買えばいいか分からず、手をつけられていない方
  • 新NISAをシンプルに、迷わず続けたい方
  • 個別株や一括投資に踏み出す自信がない方

結論からお伝えします。私は新NISAの成長投資枠を使っていません。つみたて投資枠だけで、月3万円を淡々と積み立てています。

30代の会社員です。新NISAには「つみたて投資枠(年120万円)」と「成長投資枠(年240万円)」の2つがありますが、私が使っているのはつみたて投資枠だけ。成長投資枠は2年間ずっと0円のままです。

「成長投資枠を使わないと損」「年間の枠は繰り越せないからもったいない」という話を見るたびに、自分は損をしているのかと不安になった時期もありました。でも調べて、続けて、今は「自分にはこれでいい」と納得しています。

この記事では、成長投資枠を使わないと実際どうなるのか、制度の事実を確認したうえで、なぜ私があえて使っていないのかを正直に書きます。

※この記事は投資の勧誘・助言を目的としたものではありません。投資は自己判断・自己責任でお願いします。

📋 この記事でわかること

  • 「成長投資枠を使わないと損」は本当なのか(制度の事実)
  • つみたて投資枠だけで非課税枠1,800万円をすべて使える理由
  • 30代会社員が成長投資枠をあえて使わない3つの理由
  • つみたて投資枠だけで2年積み立てた結果
  • 成長投資枠を使った方がいい人・使わなくていい人

成長投資枠は使わず、つみたて投資枠だけで積み立てている

成長投資枠は使わず、つみたて投資枠だけで積み立てているのイメージ図

私の新NISAの使い方は、とてもシンプルです。つみたて投資枠で、毎月3万円を投資信託で積み立てているだけ。成長投資枠は一度も使っていません。

新NISAを始めるとき、正直「2つも枠があると、どう使い分ければいいんだ」と戸惑いました。つみたて投資枠は分かる。でも成長投資枠は個別株もETFも買えて自由度が高いぶん、何を買えばいいのか決められませんでした。

結局「分からないものには手を出さない」と決めて、つみたて投資枠でオルカン(全世界株式インデックス)を積み立てる形に落ち着きました。それから2年、設定を変えずに続けています。

KK

最初は「成長投資枠も埋めなきゃ損かな」と焦りました。でも何を買うか決められないまま放置するくらいなら、使わないと割り切った方がスッキリしました。

「成長投資枠を使わないと損」は本当か

「成長投資枠を使わないと損」は本当かのイメージ図

結論から言うと、成長投資枠を使わなくても、新NISAの非課税枠1,800万円はすべて使えます。ここが一番の誤解されやすいポイントだと思います。

新NISAの枠を整理すると、次のようになっています。

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項目 つみたて投資枠 成長投資枠
年間の投資枠120万円240万円
生涯の上限1,800万円すべて使える1,200万円まで
主な対象商品長期の積立に適した投資信託投資信託・個別株・ETFなど

表のとおり、つみたて投資枠だけなら生涯1,800万円すべてを使えます。一方、成長投資枠だけで埋めようとすると1,200万円が上限です。つまり「つみたて投資枠だけ」という選択は、非課税枠を捨てているわけではないのです。

「使わないと損」と言われるのは、年間の投資枠(つみたて120万円・成長240万円)は使わなかった分を翌年に繰り越せないからです。これは事実です。ただ、これは成長投資枠を使う人にも同じように当てはまる話で、「年360万円をフルに使える人」にとっての損得です。月3万円のペースで積み立てている私のような会社員には、そもそも年間120万円の枠すら使い切れていないので、繰り越せないことのデメリットは実質ありません。

KK

「枠を繰り越せない=損」という話は、年間300万円以上を投資に回せる人の話だと気づきました。月3万円の自分には関係なかったんです。

なぜ成長投資枠をあえて使わないのか

非課税枠の事実を確認したうえで、私が成長投資枠を使わない理由は3つあります。

理由1:何を買うか決められないまま、無理に埋めたくない
成長投資枠は個別株もETFも買えますが、私にはどの個別株が伸びるかを見極める自信がありません。「枠があるから」という理由だけで、よく分からないものを買うのは、自分にとってはギャンブルに近いと感じました。

理由2:一括投資の誘惑を避けたい
成長投資枠は年240万円まで一度に投資できます。相場が上がっているとつい「まとめて買いたい」という気持ちになりますが、高値づかみが怖い。つみたて投資枠で毎月一定額を買い続ける方が、タイミングを気にせず淡々と続けられます。

理由3:生活防衛資金と毎月の積立を優先したい
私はボーナスも投資に回さず、生活防衛資金として貯金に回しています。守りの現金を確保したうえで、攻めは毎月3万円のつみたてだけ。このシンプルな形が、自分にとっては一番続けやすいバランスでした。

ボーナスは投資に回さない|30代会社員が”貯金”にして、新NISAは毎月積立で別腹にしている理由【2026年】

KK

成長投資枠を使わないのは「投資が怖いから」ではなく「自分が続けられる形に絞った」結果です。背伸びをやめたら、迷う時間が減りました。

つみたて投資枠だけで2年積み立てた結果

「成長投資枠を使わないと、結果も出ないのでは?」と思う方もいるかもしれません。でも、つみたて投資枠だけでも、2年続ければきちんと数字は積み上がっています。

私はオルカンを月3万円、2年以上続けてきました。成長投資枠を一切使わず、つみたて投資枠だけの積立です。それでも相場の追い風もあって、含み益が出ています。実際の運用実績は、こちらの記事に数字でまとめています。

新NISA2年で84万→110万に【月3万積立の記録】

ポイントは、「成長投資枠を使ったかどうか」より「淡々と続けられたかどうか」の方が、結果に効いているということです。枠の使い方で悩むより、無理なく続けられる金額を決めて止めないことの方が、長い目で見ると大事だと感じています。

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成長投資枠を使った方がいい人・使わなくていい人

誤解のないように書いておくと、「成長投資枠は使わない方がいい」と言いたいわけではありません。人によって最適な使い方は違います。

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成長投資枠を使った方がいい人 使わなくていい人(私はこちら)
投資に回せる額年120万円を超えて投資できる月3〜10万円の積立が中心
買いたい商品個別株・ETF・高配当株などがあるインデックス投信を積み立てたい
投資スタイル自分で銘柄やタイミングを選びたいほったらかしで淡々と続けたい
非課税枠1,800万円を早く埋めたい急がず長期で埋めれば十分

年間120万円を超えて投資できる余裕があり、買いたい個別株やETFがはっきりしている人なら、成長投資枠を使う意味は大きいと思います。逆に、月数万円の積立が中心で、インデックス投信をコツコツ続けたいだけなら、つみたて投資枠だけでも十分というのが私の結論です。

KK

大事なのは「使うか使わないか」ではなく「自分の投資額とスタイルに合っているか」でした。周りの正解ではなく、自分の正解を決めればいいんだと思います。

よくある質問

Q. 成長投資枠を使わないと損しますか?

非課税枠そのものを損することはありません。つみたて投資枠だけで生涯1,800万円すべてを使えるからです。ただし、年間の投資枠(つみたて120万円・成長240万円)は使わなかった分を翌年に繰り越せません。これは年間300万円以上を投資に回せる人にとっての論点で、月数万円の積立中心なら実質的な影響はほとんどありません。

Q. つみたて投資枠だけだと、何年で1,800万円埋まりますか?

年間120万円(月10万円)をフルに使えば15年で埋まります。月3万円(年36万円)のペースなら50年かかる計算で、多くの会社員にとっては「急いで埋めるもの」ではなく「長く続けるもの」です。枠を埋めること自体を目的にする必要はないと考えています。

Q. 成長投資枠とつみたて投資枠の違いは何ですか?

年間の投資枠(つみたて120万円・成長240万円)、生涯の上限(つみたては1,800万円すべて/成長は1,200万円まで)、買える商品(成長投資枠は個別株やETFも対象)が主な違いです。両方を併用すれば年間最大360万円まで投資できます。

Q. 成長投資枠は、つみたて投資枠を埋めてから使うものでは?

そのとおりで、一般的には「その年のつみたて投資枠(120万円)を使い切ってから、さらに投資したい分を成長投資枠に回す」のが基本の考え方です。ただし制度上「つみたて投資枠を先に埋めないと成長投資枠を使えない」という決まりがあるわけではありません。私の場合は月3万円(年36万円)なので、そもそも年120万円のつみたて投資枠すら毎年使い切れていません。つまり「成長投資枠を使う段階」にまだ到達していない、というのが実情です。年120万円を超えて投資できるようになったら、成長投資枠の出番が来ます。

Q. これから新NISAを始めるなら、どう設定すればいいですか?

まずはつみたて投資枠で、無理なく続けられる金額(月1,000円からでも可)を設定するのがおすすめです。口座開設から銘柄選び、積立設定までの手順はこちらにまとめています。

新NISAの始め方【楽天証券×オルカン月3万円】2年続けて110万円になった全手順

まとめ

「成長投資枠を使わないと損」という言葉に不安を感じていた私が、2年続けてたどり着いた結論はシンプルでした。

  • 成長投資枠を使わなくても、つみたて投資枠だけで非課税枠1,800万円はすべて使える
  • 「枠を繰り越せない=損」は、年間300万円以上投資できる人の話
  • 何を買うか決められないまま無理に埋めるより、続けられる形に絞った
  • つみたて投資枠だけでも、2年続ければ数字は積み上がる

成長投資枠を使うかどうかは、投資に回せる金額と、自分の投資スタイル次第です。年120万円を超えて投資でき、買いたい商品がはっきりしているなら使う意味は大きい。そうでないなら、つみたて投資枠だけでも十分だと思います。

大事なのは、世間の「使わないと損」ではなく、自分が納得して続けられる形を決めること。枠の使い方で迷って手が止まるより、無理のない積立を淡々と続ける方が、長い目で見れば結果につながると感じています。

※投資には元本割れのリスクがあります。生活防衛資金を確保した上で、余裕資金の範囲で行ってください。

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KK

成長投資枠を使わない=投資をサボっているわけではありません。自分に合うやり方に絞っただけ。迷いが減って、続けやすくなりました。

著者 K のアバター

この記事を書いた人

K

30代会社員ブロガー・投資歴5年

固定費削減と新NISAで資産形成中。楽天経済圏・クレカ・AI活用をリアルな体験ベースで発信しています。「知ってるだけで得すること」を正直に書くのがモットー。

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