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✅ こんな人におすすめ
- 新NISAを始めたいけど、何から手をつければいいか分からない方
- 楽天証券で始めるべきか他社にすべきか迷っている方
- 「月いくら積み立てるか」が決められず手が止まっている方
- オルカンとS&P500のどちらにすべきか悩んでいる方
- 制度の話より「実際にやった人の手順」を知りたい方
新NISAを始めようと思ったとき、最大のハードルは「制度の理解」ではなく「最初の1歩を踏み出せないこと」でした。
私自身、2023年末に「新年から始めよう」と決めてから、実際に積立を開始するまでに2週間ほど迷いました。証券会社選び・銘柄選び・金額設定。1つ決めるたびに次の選択肢が出てきて、なかなか前に進めなかったです。
結論からいうと、楽天証券で「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を月3万円ずつクレカ積立で買うのが、私の場合の答えでした。2024年1月から続けて、2年4ヶ月で投資元本84万円が約110万円になっています。
この記事では、迷った末にたどり着いた「楽天経済圏ユーザーの最適解」と、実際の設定手順を順番に書きます。制度の説明は最小限にして、最短で積立開始できる流れにしました。
※この記事は投資の勧誘・助言を目的としたものではありません。投資は自己判断・自己責任でお願いします。
📋 この記事でわかること
- 新NISAで最初に覚えるべき3つのポイント(制度説明は最小限)
- 楽天証券をメイン口座に選んだ理由(SBI証券と迷った話)
- 口座開設から積立開始までの5ステップ
- オルカンを選んだ理由と、月3万円に決めた根拠
- 2年積み立てて初めて分かった「正直なメリット・デメリット」
新NISAの基本【最初に覚えるのは3つだけ】
新NISAは2024年1月にスタートした「投資の利益が非課税になる制度」です。通常、株式や投資信託の利益には約20%の税金がかかります。それが新NISAの口座を使うとゼロになる。国が用意した非課税制度です。
制度の細かいルールは多いですが、最初に覚えるべきは3つだけで十分でした。
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| 覚えること | 内容 | 初心者への意味 |
|---|---|---|
| ① 年間上限 | つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円=最大360万円 | 月10万円までは積立枠だけで足りる |
| ② 生涯非課税枠 | 1,800万円(成長投資枠は1,200万円まで) | 普通の会社員なら一生使い切れない可能性すらある |
| ③ 非課税期間 | 無期限(恒久化) | 「いつまでに売らないと」という期限がない |
「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の違いも気になるところですが、初心者はつみたて投資枠だけ使えば十分です。私も2年4ヶ月、つみたて投資枠1本で運用しています。
つみたて投資枠は「金融庁が長期積立向けに厳選した投資信託しか買えない」枠で、ハズレを引きにくい設計になっています。成長投資枠は個別株なども買える自由度の高い枠ですが、その分「何を買うか」を自分で考える必要があります。
最初は「成長投資枠も使った方がお得なのでは?」と思って調べていたんですが、よく考えたら月10万円も投資できる余裕がなかったです。それなら「つみたて投資枠1本でシンプルに」の方が、自分には合っていました。
楽天証券を選んだ理由【SBI証券と最後まで迷った】
NISA口座は1人1金融機関しか開けない決まりです。最初の証券会社選びはそこそこ重要でした。
正直、最後まで迷ったのは楽天証券とSBI証券です。両社ともネット証券の最大手で、取扱銘柄数・手数料・ポイント還元のどれをとっても大差はありません。
最終的に楽天証券にしたのは、以下の3つの理由でした。
- すでに楽天カード・楽天銀行を使っていた(連携の手間が少ない)
- 楽天カードのクレカ積立でポイントが貯まる(毎月の積立額に対して還元)
- 楽天銀行とのマネーブリッジで普通預金金利が年0.38%にアップする(1,000万円以下の部分・2026年5月時点)
普段から楽天サービスを使っているなら、3つとも自然に得られるメリットです。逆に、メイン銀行が三菱UFJや三井住友などで楽天カードも持っていない人は、SBI証券の方が三井住友カード(Vポイント)との組み合わせが活きるはずです。
楽天証券の口座開設手順は別記事にまとめています。スマホとマイナンバーカードがあれば最短5分で申請完了します。
▶ 楽天証券の口座開設を5分で理解する【スマホで完結・新NISAにも対応】
証券会社選びは「すでに使っているサービス基準」で決めて正解でした。楽天カードを持っていないのに楽天証券を選んでも、肝心のクレカ積立還元が活かせなかったと思います。
新NISAを始める5ステップ【楽天証券×オルカン版】
ここからが本題です。私が実際にやった手順を、順番にそのまま書きます。スマホだけで完結します。
Step1:楽天証券の総合口座+NISA口座を申し込む(最短5分・郵送やり取りなし)
楽天証券の公式サイトから「口座開設(無料)」をタップ。マイナンバーカードまたは免許証+通知カードをスマホで撮影し、本人情報を入力します。途中で「NISA口座も同時に開設する」を必ず選択してください。NISA口座は税務署の確認が必要なため、開設完了まで2〜3週間かかります(その間も総合口座は使えます)。
Step2:楽天銀行の口座を開設して「マネーブリッジ」を連携する
楽天銀行口座を持っていない場合は、ここで開設します。連携設定(マネーブリッジ)をすると普通預金金利が年0.38%になり、証券口座への自動入出金(スイープ)も使えるようになります。資金移動の手間が一気に減ります。
Step3:楽天カードのクレカ積立を設定する
「投信積立」→「積立設定」で支払方法を「楽天カードクレジット決済」にし、月1〜10万円の範囲で金額を入力。NISAつみたて投資枠を選択します。10万円を超える分は楽天キャッシュ決済で月5万円まで追加可能(合計月15万円まで)。ただしつみたて投資枠の年間上限は120万円(月10万円相当)なので、最初は無理に上限を狙わず月3〜5万円から始めるので十分です。
Step4:銘柄で「eMAXIS Slim 全世界株式」を選ぶ
銘柄検索で「オールカントリー」または「eMAXIS Slim 全世界株式」と入力。表示されたファンドを選び、「積立設定」ボタンを押します。
Step5:積立日と金額を確定して完了
楽天カードクレカ積立の場合、引落日は毎月1日(買付は8日頃)に固定されます。毎月12日までに設定すれば翌月から積立がスタートします。設定後は完全に自動で買付されます。
楽天銀行の口座開設・マネーブリッジの設定方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶ 楽天銀行の口座開設ガイド【マネーブリッジで金利が大幅アップ・設定方法も解説】
NISA口座の審査に2〜3週間かかると聞いて「そんなに待つの?」と驚きました。実際は総合口座が使えるようになるのは早かったので、NISA枠の確定を待つだけだったんですが、思い立ったらまず申込だけ済ませておいた方がよかったと思います。
何を買う?オルカン1本に決めた理由
銘柄選びは正直一番悩みました。楽天証券で買えるつみたて投資枠の銘柄は約260本。最後までS&P500(米国株インデックス)と迷いました。
結論から書くと、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、通称「オルカン」を選びました。決め手は以下の3つです。
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| 項目 | eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) |
|---|---|
| 投資先 | 世界約50ヶ国・約3,000銘柄に分散 |
| 信託報酬 | 年0.05775%(業界最低水準) |
| 1本での分散度 | 米国・欧州・日本・新興国までこれ1本でOK |
| 長期積立向き | 金融庁つみたて投資枠の定番銘柄 |
「米国経済が今後も成長するならS&P500の方がリターンが大きい」という意見もあります。実際、過去10年のリターンはS&P500の方が高かったです。
ただ、「次の10年も米国が世界の中心であり続けるか」を私には判断できません。判断できないなら、世界全体に分散しておく方が後悔が少ないだろう、という結論です。オルカンの中身は約6割が米国株なので、結果的に米国の成長も享受できます。
1本選んだら、あとは長く続けるだけ。途中で銘柄を変えると積み上げが分散してしまうので、最初に決めたら原則変えない方針で続けています。
S&P500とオルカンで本当に最後まで悩みました。決め手になったのは「自分が10年後の経済を予測できる気がしない」という気持ち。判断できないなら、世界全体を持っておこうと考えるようになりました。
月いくら積み立てる?月3万円に決めた根拠
金額を決めるのも、これまた迷いどころでした。月1万円なのか、5万円なのか、上限まで突っ込むべきなのか。
私が月3万円に決めたのは「家計の余剰資金から逆算した結果」でした。順番はこうです。
- 毎月の収入から固定費・生活費を引いて、貯蓄に回せる金額を計算(月8万円ほどでした)
- そのうち「最低3〜5年は手をつけない」と覚悟できる金額を見積もる(月3万円)
- 残りは現金で貯金(緊急資金として)
大切なのは「最低5年は売らない覚悟ができる金額」に抑えることです。投資した直後に値下がりするのはよくあること。すぐ必要になりそうなお金を投資に回すと、値下がり時に売って損を確定してしまうリスクがあります。
ちなみに月3万円は、楽天カードクレカ積立の還元率の観点でも悪くない金額です。楽天カード(一般)でオルカンを積み立てた場合の還元率は0.5%なので、月150ポイント・年間1,800ポイントが何もせず貯まります。
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| カードランク | オルカン積立時の還元率 | 月3万円積立で年間還元 |
|---|---|---|
| 楽天カード(一般) | 0.5% | 1,800ポイント |
| 楽天ゴールドカード | 0.75% | 2,700ポイント |
| 楽天プレミアムカード | 1.0% | 3,600ポイント |
※オルカンのような「信託代行手数料0.4%未満」のファンドは上記の還元率です。それ以上のコストがかかるアクティブファンドは別の還元率が適用されます(楽天証券公式で要確認)。
まずは月1万円から始めて、生活が回ることを確認してから増額するのも全然アリです。私も最初は「月3万円って本当に大丈夫?」と不安だったので、半年後にようやく金額の変更ボタンを押す覚悟が固まりました。
金額は途中で何度でも変更できます。「とりあえず月1万円で始めて、生活に余裕があったら増額」が一番続けやすいやり方でした。最初から無理して月10万円とかにしなくて本当によかったです。
始めて2年でわかったこと【正直レビュー】
2024年1月から月3万円を続けて、2年4ヶ月で投資元本84万円が約110万円になりました。+31.71%の含み益です。
正直に書きます。2年続けて感じる「やっておいてよかったこと」と「やる前に知っておきたかったこと」を、それぞれ3つずつ。
やっておいてよかったこと
- とにかく早く始めたこと:「相場が高いから待とう」と考えていた期間も、世界の株価は動き続けていました。結局「いつ始めても、続けることが一番大事」だった
- クレカ積立にしたこと:毎月勝手に引き落とされるので「今月どうしよう」と考える隙がない。自動化が継続のコツでした
- 銘柄を1本に絞ったこと:複数の投資信託に分散すると管理が煩雑になりますが、オルカン1本なら毎月の値動きを見るだけでよく、判断疲れがない
やる前に知っておきたかったこと
- 2025年春に20%以上の含み損を経験した:始めて1年半で米国の関税不安などから世界株式が大きく下落。一時期、評価額が元本割れしました。「売りたい」気持ちになるのを抑えるのは想像以上に大変でした
- NISA枠の復活は「翌年」になる:途中で売却したNISA枠は、その年のうちには戻りません。翌年1月にようやく復活します。慌てて売らない方がいい理由のひとつです
- 含み益が出ていても税金がかからない以上、売らないのが基本:通常の課税口座なら含み益に20%の税金がかかりますが、NISAは非課税。早めに利確する意味が薄いことを、最初にもっと意識すべきでした
2年積み立てた具体的な実績は、別記事で運用画面のスクショ付きで公開しています。
2025年春に評価額が元本割れしたときは、本当に売りたくなりました。「あのとき止めていれば」という後悔のシナリオが頭をよぎる。それでも続けた一番の支えは「長期で持つ前提で始めた」という最初の覚悟でした。
楽天の改悪が続く中でも、新NISAだけは続けている理由
2026年に入ってから楽天経済圏は改悪が続いています。楽天ペイの還元率変更、楽天市場アプリのSPU廃止、楽天モバイルとカードの仕様変更など。
それでも私が新NISAの楽天証券積立だけは続けているのは、以下の3つが理由です。
- クレカ積立のポイント還元は2026年現在も継続している(一般カードで0.5%)
- マネーブリッジの優遇金利(年0.38%)も維持されている
- NISA口座の金融機関変更は手間がかかる(年1回しかできず、申請から完了まで2ヶ月以上)
つまり「変えるリスクと手間」と「現状の還元」を天秤にかけたとき、引き続き楽天証券で積み立てる方が合理的でした。今後さらに改悪が進んだら考え直すかもしれませんが、現時点では維持しています。
▶ 楽天経済圏の改悪まとめ【2026年版】それでも続ける3つの理由を正直に語る
よくある質問
Q. 楽天証券以外でも新NISAは始められますか?
もちろんできます。SBI証券・松井証券・マネックス証券など、ネット証券ならどこでも新NISAを利用できます。楽天証券を選ぶメリットは「楽天カードのクレカ積立でポイントが貯まる」「楽天銀行との連携(マネーブリッジ)で金利が上がる」という楽天経済圏との相性です。SBI証券は三井住友カードとの組み合わせがメリットになります。すでに使っているサービスとの相性で選ぶのが一番シンプルです。
Q. NISA口座は1人1つしか作れませんか?
はい。新NISA口座は1人1金融機関のみです。複数の証券会社で同時に開設することはできません。年1回だけ金融機関を変更できますが、手続きには2ヶ月以上かかります。最初の証券会社選びは慎重に決めた方がいいです。
Q. オルカンとS&P500、どっちがいいですか?
どちらも長期積立の定番銘柄なので、正直「どちらでも正解」です。私がオルカンを選んだのは「世界経済のどこが伸びるか予測できないから、世界全体を持っておきたい」という考え方でした。逆に「米国経済の成長を信じる」ならS&P500もアリです。重要なのは銘柄選びより「決めたら長く続けること」です。途中でコロコロ変えると積み上げが分散して効率が悪くなります。
Q. 月いくらから始められますか?
楽天証券では月100円から積立可能です。クレカ積立も月100円〜10万円の範囲で1円単位で設定できます。最初は月1,000円〜1万円から始めて、家計に問題がないことを確認してから増額するのが安全です。NISAは金額変更が無料・無制限にできます。
Q. 値下がりしたらどうすればいいですか?
原則「何もせず続ける」のが正解です。積立投資(ドルコスト平均法)は値下がり時に多くの口数を買えるので、長期では値動きを平準化できます。私も2025年春に20%以上の含み損になりましたが、売らずに続けたことで現在は+31.71%まで戻っています。始める前に「最低5年は売らない覚悟」を持てる金額に抑えるのが、値下がり耐性をつけるコツでした。
Q. 楽天銀行の口座は必須ですか?
必須ではありません。楽天証券だけでも新NISAは始められます。ただし、楽天銀行と「マネーブリッジ」を連携すると、(1) 普通預金金利が年0.38%(1,000万円以下の部分)、(2) 証券口座への資金移動が自動化される、という2つのメリットがあります。両方無料で使えるので、設定する方が断然得です。
Q. NISA口座開設にはどれくらい時間がかかりますか?
楽天証券の総合口座は最短で翌営業日に使えますが、NISA口座は税務署の審査が入るので2〜3週間ほどかかります。年末や年始の申込集中期はさらに延びることがあります。「来月から始めたい」と思ったら、その前の月のうちに申込だけ済ませておくのがおすすめです。
まとめ
新NISAの始め方を、楽天証券×オルカン×月3万円という具体例で書いてきました。最後に要点を整理します。
- 制度で覚えるのは3つだけ:年間360万円・生涯1,800万円・非課税期間無期限
- 証券会社は「すでに使っているサービス基準」で選ぶ:楽天ユーザーなら楽天証券が無難
- 5ステップで設定完了:口座申込→マネーブリッジ連携→クレカ積立設定→銘柄選択→積立開始
- 銘柄はオルカンかS&P500のどちらか1本:長く続けることが何より大事
- 金額は「最低5年は売らない覚悟ができる範囲」:月1万円スタートでも全く問題ない
2年前の自分に言えるとすれば、「迷っている時間がもったいない」の一言です。証券会社選びも銘柄選びも、悩んでいる間に世界の経済は動き続けています。
新NISAは途中で金額変更も停止もできます。完璧な設定を目指す必要はなく、まずは小さく始めて、続けながら微調整していけば十分。「迷ったら少額で始める」を最初の一歩にしてみてください。
※投資には元本割れのリスクがあります。本記事の内容は個人の体験に基づくもので、将来の運用成果を保証するものではありません。投資は余裕資金の範囲で、自己責任でお願いします。
2年続けてみて感じるのは、新NISAは「始めたあとはほとんど何もしなくていい制度」だということ。最初の設定さえ済ませてしまえば、あとは毎月勝手に積み立てられる。難しく考えていた過去の自分に教えてあげたいです。