車両保険はいらない?3等級ダウンを考えて外した30代会社員の判断|毎年見直して年3万円未満【2026年】

読了目安:約13分

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✅ こんな人におすすめ

  • 車両保険を付けるか外すか迷っている方
  • 「車両保険は入らないとどうなるのか」が不安な方
  • 自動車保険が毎年なんとなく更新されていて高い気がする方
  • 同じ補償でいいから保険料を下げたい方
  • 固定費としての自動車保険を見直したい方

結論からお伝えします。私は自動車保険に入っていますが、車両保険は外しています。そして保険そのものも、毎年ネットの一括見積もりで見直して乗り換えています。いまの保険料は、車両保険なし・26歳以上補償・配偶者限定で年3万円未満です。

30代の会社員です。車を持って数年、最初はディーラーですすめられるまま車両保険込みのフルカバーに入っていました。でも「車両保険を使うと等級が下がる」という仕組みを理解してから、自分にとって車両保険は割に合わないと判断して外しました。以来、補償の中身を毎年見直しながら乗り換えています。

この記事では、なぜ車両保険を外したのかを「3等級ダウン」と「保険の原則」から整理し、毎年見直して保険料を下げる具体的な手順も正直に書きます。あわせて、車両保険を外していい人・外さない方がいい人の線引きも、デメリットを含めて説明します。

※この記事は特定の保険の加入・解約を勧めるものではありません。最適な補償は車の価値・等級・貯蓄・運転状況によって変わるため、最終的にはご自身の状況で判断してください。

📋 この記事でわかること

  • 30代会社員が車両保険を外して年3万円未満にしているリアルな補償内容
  • 車両保険を外した理由(「3等級ダウン」で割に合わないという計算)
  • 残すべき補償・外していい補償を分ける「保険の原則」
  • 毎年ネットの一括見積もりで見直す手順とタイミング
  • 車両保険を外していい人・外さない方がいい人の線引き

私の自動車保険の現状【車両保険なし・年3万円未満】

私の自動車保険の現状のイメージ図

まず、私の契約内容を正直に公開します。

📱 スクロールできます

項目 私の選択 理由
対人賠償無制限事故の賠償は億単位になり得るから
対物賠償無制限同上。相手の車・建物への賠償も青天井
人身傷害付けている自分・同乗者のケガの治療費・休業損害に備える
個人賠償特約付けている自転車事故等。家族全員が対象になり月数百円
弁護士特約付けているもらい事故の交渉を任せられる。割に合う
車両保険外している使うと等級が下がる。自分の車の修理は貯蓄で対応
運転者の範囲26歳以上・配偶者限定実際に運転する人に絞ると保険料が下がる
契約先ネット型(ダイレクト型)代理店型より保険料が安い傾向。毎年見直す

分けている基準はシンプルです。「起きる確率は低いが、起きたら自力では払えない損失」だけに保険をかける。対人・対物の賠償は無制限、個人賠償も残す。一方、自分の車の修理費は貯蓄で払える範囲なので車両保険は外す。運転者の範囲を実態に合わせて絞り、契約先はネット型にして毎年見直す。これで補償を落とさずに保険料を年3万円未満に抑えています。

KK

最初はディーラーで言われるまま車両保険込みのフルカバーでした。年間の保険料を見て「高いな」と思ったのが見直しのきっかけです。一つずつ「これは要る」「これは貯金で足りる」と仕分けたら、車両保険が真っ先に外れました。

なぜ車両保険を外したのか|「3等級ダウン」で割に合わない

車両保険を外した理由と3等級ダウンのイメージ図

車両保険を外した一番の理由は、「いざ使うと、かえって損をしやすい」仕組みになっているからです。ポイントは自動車保険の「等級」です。

自動車保険にはノンフリート等級制度があり、1〜20等級で保険料が決まります。無事故で1年過ごすごとに等級が1つ上がり、保険料は安くなっていきます。私はいま15等級で、満期を無事故で迎えれば16等級になります。

問題は、車両保険を使って修理費を受け取ると、翌年の等級が3つ下がる(3等級ダウン事故)ことです。等級が下がると保険料は上がり、しかも「事故あり」扱いの割高な料率(事故あり係数)が3年間続きます。つまり、

  • 車をこすって修理費が10万円かかった
  • 車両保険で10万円受け取った
  • でも翌年から3年間、事故あり係数で保険料が上がり、増額分の合計が修理費に近づく(場合によっては超える)

という状況が起きやすいのです。少額の損害なら、車両保険を使わず自費で直した方が結局トクになるケースが珍しくありません。「保険に入っているのに、使うと損だから使わない」——これでは何のために毎年保険料を払っているのか分からなくなります。

もちろん全損のような大きな損害もあり得ます。ただ、私の車はすでに新車価格から値下がりしていて、車両保険で受け取れる金額(時価)も年々下がっていきます。「払う保険料」と「受け取れる上限」を並べたとき、自分にとっては割に合わないと判断しました。

KK

「車両保険があれば安心」と思っていましたが、3等級ダウンを知って計算したら、少額の修理では使わない方が得でした。大きな損害も、受け取れるのは下がっていく時価まで。安心料として毎年払う額に見合わない、というのが私の結論です。

残す補償・外す補償を分ける「保険の原則」

車両保険を外す一方で、私は対人・対物の無制限や個人賠償は迷わず残しています。基準にしているのは、保険の本来の目的です。

保険は「起きる確率は低いが、起きたら自力ではどうにもならない損失」に備えるもの。この一点で仕分けると、何を残し何を外すかが自然に決まります。

  • 対人賠償(無制限):事故で他人を死なせたり後遺障害を負わせたりすると、賠償は億単位になり得ます。自力では到底払えない。ここは無制限一択です
  • 対物賠償(無制限):相手の車だけでなく、店舗や信号、線路などに突っ込めば賠償は青天井です。これも無制限にしています
  • 個人賠償特約:自転車で人にぶつかった等の賠償(数千万〜億)に備えるもの。1契約で家族全員(配偶者・同居の親族・別居の未婚の子など)が対象になり、月数百円で付けられます。低確率×大損失への備えとして合理的です
  • 弁護士特約:これは大損失への備えというより、保険料に対して安心が割に合うので付けています。もらい事故で相手と交渉になったとき、費用を気にせず弁護士に任せられるのが大きいです

逆に車両保険は「損失が比較的小さく、貯蓄で払える範囲」なので外しました。自分の車の修理費は、生活防衛資金からなら払える。だから保険でカバーする必要がない、という判断です。

この「低確率×大損失にだけ保険をかける」という考え方は、自動車保険にかぎらず医療保険・がん保険などの見直しにもそのまま使えます。保険全体の考え方は、こちらの記事で詳しく書いています。

独身は保険いらない?30代会社員が医療保険・がん保険に入らない理由【2026年】

そして保険を外すぶん、効いてくるのが生活防衛資金です。車の修理費や急な出費を現金で払えるようにしておけば、車両保険がなくても困りません。生活防衛資金の考え方は、こちらにまとめています。

ボーナスは投資に回さない|30代会社員が”貯金”にして、新NISAは毎月積立で別腹にしている理由【2026年】

なぜ毎年見直すのか|同じ補償でも保険料は変わる

車両保険を外して補償をスリムにしたら、次にやることは「同じ補償をいちばん安く買えるところを探す」ことです。私はこれを毎年やっています。

自動車保険は、同じ等級・同じ補償でも、保険会社によって保険料がけっこう変わります。特にネット型(ダイレクト型)は、代理店の人件費がかからないぶん保険料が安い傾向です。私はもともとJA共済に入っていましたが、ネット型に切り替えて保険料が下がりました。

さらに見落としがちなのが、「同じ会社で自動更新を続けると、いつのまにか割高になっている」ことです。等級が上がって安くなる一方で、基本保険料の改定や条件の変化で、他社と比べると高くなっていることがあります。毎年見直さないと、これに気づけません。

私は満期が近づくたびに一括見積もりで複数社を比べて、いちばん条件のいいところに乗り換えています。等級は乗り換えても引き継がれるので、損はしません。これを5年ほど毎年続けています。「面倒だから今年も同じところで」を一度やめるだけで、固定費はじわじわ下がります。

KK

最初は「乗り換えると等級がリセットされるのでは」と不安でしたが、等級は引き継がれます。やってみたら見積もりは10分程度。毎年やる前提だと、満期のお知らせが届くたびに「今年はどこが安いかな」と軽い気持ちで比べられるようになりました。

自動車保険を毎年見直す手順

私が毎年やっている見直しの流れは、とてもシンプルです。

1. 満期の1か月前くらいに動き出す
保険会社から満期のお知らせが届く頃が、見直しのベストタイミングです。慌てないよう、満期日の1か月前を目安にします。

2. いまの補償内容を確認する
現在の証券(契約内容)を手元に用意します。等級・対人対物・人身傷害・特約・運転者の範囲をメモしておくと、各社の見積もりを同じ条件でそろえやすくなります。

3. 一括見積もりで複数社を同条件で比べる
ネットの一括見積もりサービスを使うと、車検証と現在の証券の情報を一度入力するだけで複数社の保険料が出ます。補償を「車両保険なし」でそろえて比較するのがポイントです。

4. 保険料と補償のバランスで決める
いちばん安いところに飛びつくのではなく、必要な補償(無制限・個人賠償・弁護士特約)が入っているかを確認してから決めます。

5. 等級を引き継いで乗り換える
等級は次の保険会社に引き継がれます。前の契約は満期で終了させればOKです。

見積もりに必要なものは、おもに車検証・運転免許証・現在の保険証券の3点です。これさえあれば、入力は10分ほどで終わります。

車両保険を外していい人・外さない方がいい人

ここまで「車両保険を外した」話をしてきましたが、すべての人に外すことをすすめるわけではありません。正直に線引きを書きます。

車両保険を外しても困りにくい人

  • 車の修理費を貯蓄(生活防衛資金)から払える人
  • 新車価格からある程度値下がりした車に乗っている人(受け取れる時価が下がっている)
  • 少額の損害なら自費で直す前提で考えられる人

車両保険を外さない方がいい人

  • 新車・購入直後の人:修理・買い替えの負担が大きく、車両保険の受け取り額も大きいうちは付ける価値があります
  • ローンが残っている人:全損でもローンだけ残るリスクがあるため、外すのは慎重に
  • 貯蓄が薄く、急な修理費を現金で払えない人:まずは生活防衛資金を作るのが先。それまでは車両保険で守るのも合理的です
  • 高価な車・修理費が高い車に乗っている人

私の場合は「値下がりした車」「修理費は貯金で払える」「ローンなし」がそろっていたので外しましたが、条件が違えば結論は変わります。大事なのは「なんとなくフルカバー」でも「とにかく削る」でもなく、自分の車の価値と貯蓄で判断することです。

KK

もし次に新車を買ったら、最初の数年は車両保険を付けるかもしれません。外す・付けるは固定ではなく、車の価値と貯蓄しだいで毎年見直すもの、と考えています。

車両保険を外して浮いたお金は、新NISAに回すのも手です
車両保険を外すと保険料はぐっと下がります。浮いたぶんを新NISAでコツコツ積み立てれば、「いざというときの修理費」を自分の資産として手元に育てられます。楽天カードで投信積立をすると、積立額の0.5〜1%分の楽天ポイントも付きます(口座開設はスマホで完結・無料)。

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よくある質問

Q. 車両保険に入らないとどうなるの?

自分の車が事故や故障で損傷しても、修理費や買い替え費用は自己負担になります。対人・対物などの相手への賠償は車両保険とは別なので、そちらを無制限で付けていれば、相手への補償が消えるわけではありません。あくまで「自分の車の修理代を自分で払う」状態になる、ということです。貯蓄で修理費をまかなえるかどうかが判断の分かれ目です。

Q. 車両保険を使うと等級はどうなる?

一般的な事故で車両保険を使うと、翌年の等級が3つ下がり(3等級ダウン事故)、さらに3年間「事故あり」扱いの割高な料率(事故あり係数)が適用されます。そのため、少額の修理では「使わずに自費で直した方が結局安い」ケースが多くあります。これが、私が車両保険を外した大きな理由です。

Q. 古い車や軽自動車でも車両保険はいらない?

値下がりした車ほど、車両保険で受け取れる金額(時価)も下がるため、保険料に対する見返りは小さくなりがちです。軽自動車や年式の古い車では「外す」判断がしやすくなります。ただし、修理費を貯蓄で払えるかは人それぞれなので、最終的には自分の現金余力で判断してください。

Q. 毎年乗り換えると等級はリセットされない?

されません。ノンフリート等級は他社に乗り換えても引き継がれます。無事故で積み上げた等級はそのまま次の保険会社に持っていけるので、見直しで損をすることはありません。

Q. 見直しのベストタイミングはいつ?

満期の1か月前くらいが動きやすいです。満期のお知らせが届いたら、現在の証券を手元に一括見積もりで複数社を比較し、同じ補償でいちばん条件のいいところに乗り換えます。年1回の固定費チェックとして習慣にすると、払いすぎを防げます。

まとめ

「車両保険はいらないのか」を、仕組みとお金の両面で考えた私の結論は次のとおりです。

  • 車両保険は使うと3等級ダウンで保険料が上がり、少額の損害では自費修理の方が得になりやすい
  • 値下がりした車では受け取れる額(時価)も小さく、払う保険料に見合わないことが多い
  • 残すのは「低確率×大損失」=対人・対物の無制限と個人賠償。弁護士特約は割に合うので追加
  • 同じ補償でも会社で保険料は変わる。毎年ネットの一括見積もりで見直し、等級を引き継いで乗り換える
  • ただし新車・ローン中・貯蓄が薄い人は、車両保険を外さない方がいい場合もある

私の場合は、車両保険なし・26歳以上補償・配偶者限定・ネット型で年3万円未満に収まっています。大事なのは「ディーラーに言われたまま」でも「とにかく安く」でもなく、自分の車の価値と貯蓄を見て、必要な補償だけを毎年いちばん安く買うことだと思います。自動車保険は固定費です。年に一度の見直しで、補償を落とさずに払いすぎを減らせます。

※補償の要否は車の価値・等級・貯蓄・運転状況によって変わります。本記事は一般的な情報であり、加入・解約の最終判断はご自身で行ってください。

著者 K のアバター

この記事を書いた人

K

30代会社員ブロガー・投資歴5年

固定費削減と新NISAで資産形成中。楽天経済圏・クレカ・AI活用をリアルな体験ベースで発信しています。「知ってるだけで得すること」を正直に書くのがモットー。

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